虫歯や歯周病だけじゃない！胃からくる口臭の原因とは？

口臭は舌苔や虫歯など口内のものだけが原因ではありません。

実は胃からくる口臭もあるのです。


食べ物を食べたあと、胃で消化し腸へと運ばれますが、
逆に胃に送られた食べ物が口の方に戻される時もあります。

この時は胃が何かしらの障害を引き起こしている可能性が高いのです。
ゲップはこの時の症状です。


【口臭の原因:胃編】

食べ物をしっかり噛まずに飲み込んでしまう事で消化の際に
たくさんの胃液を出し胃に負担をかけてしまいます。

その負担で慢性的な疾患が引き起こされます。


ガスや老廃物が溜まってしまい、それが血液の中に溶け
肺に伝わって口臭になってしまいます。


これは暴飲暴食や悪い生活習慣（食生活）が原因でもあります。

胃が上手に食べ物を消化出来ないのです。


胃に溜まってしまったガスがそのまま口臭と
なってしまうという事はなかなかありません。

というのも、胃と食道の間には噴門部というものがあり、
そこの筋肉が胃液の逆流を防いでいるのです。

なので、胃の中に溜まってしまった食べ物が発酵する事によって
生じた有害なガスが血液中に溶け込み肺に流れます。

その肺に流れてしまった血液に溶けているガスが
呼吸によって体外に排出されます。

それが口臭となるのです。


胃炎になると食べ物が胃の中で発酵しやすくなってしまいます。

慢性的な胃炎は完治するのが難しいと言われています。

でも、もし胃が原因の口臭に悩まされているのであれば
この胃炎をどうにかするしかありません。

早めに専門医に相談しましょう。


そして胃が原因で起こる口臭は歯磨きや舌みがきでは対策出来ません。

根本的な解決は胃の環境を整える事なのです。

胃の働きを正常に戻す事によって胃からくる口臭は改善されるのです。



食べ物や舌に溜まってしまうかす（舌苔）、虫歯だけではなく
上記のように胃が原因で口臭が気になってしまう事もあります。

胃から来る口臭の場合は、口内が原因で起こる口臭と
対策が異なる事を頭に入れておきましょう。

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